デジタルディバイドは他人事ではない?

IT化が急速に進むことは、その恩恵にあずかるものとして非常にありがたいものであることは間違いないのですが、私のようにITリテラシーが十分でない者にとっては、大きな劣等感を味わうことがあります。若い人たちがさくさくとパソコンを駆使して作業を進める時などは、「ああ、これがデジタルディバイドなのかな…」と感じる瞬間です。

「デジタルディバイド」とは、インターネット等の情報通信技術(ICT)を利用できる者と、利用出来ない者との間にもたらされる格差のことで、「情報格差」とも呼ばれています。

このデジタルディバイドは、①国際間、②地域間、③個人・集団間の3つがあるようですが、私などが特に感じるのは③の個人・集団間のデジタルディバイドです。

最近の世の中は、スマートフォンやタブレットを使用したコミュニケーションが主流となっておりますので、それらを持っていなかったり、使い方を知らないことによるコミュニティからの孤立化も懸念されています。

例えば、銀行なども各行続々と無通帳化を進めていますが、スマホを使いこなせないと自分の通帳残高も確認できないことになってしまいます。そして、こうした状況についていけない人々は、仕事にさえありつけず、生活もままならなくなる可能性も否めないのです。

また経営者サイドに立てば、ITリテラシーが十分でない人を教育したうえで活用しなければ生き残れない時代になってきており、いかにして個人・集団間のデジタルディバイドを解消していくかが、他社との差別化を図るうえでも重要なファクターになってくることでしょう。

私のような中年になってからITリテラシーを向上させることは至難の業ではありますが、時代の流れに置き去りにされないためにも、今日からITリテラシー強化に取り組むことにしたいと思います。

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