リースの活用について考える①

中小企業の経営者と話をしていると、私個人の実感として、リースを利用している企業は少ないように思っています。 公益社団法人リース事業協会の「リース需要動向調査報告書」(2021年1月)を見ると、リースの利用率は約9割となっていて、大半の企業がリースを利用していることになっているのですが、2020年度のリース比率(民間設備投資に占めるリース設備投資の割合)は5.06%に過ぎないことから、あまり積極的な利用になっていないことが、このような印象となった要因なのではないかと感じています。 また、あまり積極的に利用をしない理由として聞かれるのが「リースを多く使っている会社は、銀行からお金を借りられない会社だ。」という偏見にも似たような観念に囚われている方(特に年齢の高い方)がいらっしゃって、リースのことをしっかりと理解していないまま毛嫌いしていることもあるようです。 他には、「一度リースを組むと、使う限りずっとリース料を払い続けなければならない。」ということで、長期的に使用する可能性のあるものであれば、リースを組むよりも購入して自己保有した方がメリットが大きいという理解も、リース利用への抵抗感としてあると思われます。 一般的によく利用される「所有権移転外ファイナンスリース取引」については、中途解約が出来ないであるとか、フルペイアウト(リース料総額が物件の購入価額の大半(90%以上)を上回ることなど)の要件を満たさなければならないなど、注意すべき点はあるものの、特に中小企業にとってはメリットも少なくないと思いますので、このあと順にお話ししていきたいと考えています。 ※何かご不明な点がございましたら、是非弊社までご相談ください。 https://www.ma-advisory.co.jp/contact/