先日、とある中小企業の経営者の方とお会いしているときに、「うちでもRPAを使うようになったんだけど、何も教えていないのに、若い人がささっとやっちゃうんだよね。」という感じで嬉しそうに話していらっしゃいました。
その際、たまたまそのRPAの操作を担当している女性の方がお茶を出してくださいったので、「RPAなんて、使いこなすの大変だったんじゃないですか?」とお聞きしたのですが、「いえいえ、思ったほど大変ではなかったですよ。」と穏やかに答えておられたのが、非常に印象的でした。
勝手ながら、RPAを活用するなんて大企業だけだという先入観を持っていた私にとっては驚きの事実でしたし、入社して数年の社員が業務効率化のために簡単にRPAを使いこなすなんてと、大きな衝撃を受けたのでした。
改めましてRPAとは何かと言いますと、「Robotic Process Automation」の略で、ホワイトカラーがPC上で行う業務をロボットで自動化するテクノロジーのことです。
「デジタルレイバー(Digital Labor)」や「仮想知的労働者」とも呼ばれていまして、ロボットというと、いわゆる人型ロボットなどを想像していまいますが、実際のところ、PCやクラウド上で動くソフトウェアです。
このRPA、「提携業務の自動化」は非常に得意とするところなので、今後の人口減少社会における人手不足対応や、労働時間削減および生産性の向上を志向する働き方改革に実現には、大きく寄与するツールだと思います。
ITテクノロジーの進化は凄まじいものがありますが、それと同時に若い人たちの吸収力・適応力の凄さも感じます。最初から「うちではとても無理!」などと考えるのではなく、若い従業員の潜在能力の高さを信じて、まずはチャレンジすることが大切なのではないでしょうか。
弊社では、最先端のIT技術を活用した業務効率化に関するご相談も承っております。 「こんなこと出来ないだろうか?」というレベルで結構です。まずはご相談ください。