M&A買収(第8回)

こんにちは。
代表取締役の蒲鉄雄です。

今回もM&Aのステップを買収側の立場からご紹介・解説をさせて頂きます。

今回は買収側企業:STEP07「買収監査」を解説していきます。
ステップの全体像については、こちらを参照してください。

http://ma-advisory.co.jp/flow/index.html

【買収側企業:STEP07「買収監査」】

前回のブログでは、基本合意書の締結についてをご紹介しました。
ここで契約を交わしたことにより交渉先はお客様のみに限定され、いよいよ「買収監査」を行っていきます。

それでは「買収監査」について復習していきましょう。
ここまでの交渉は、全て買収候補先企業から提供された基本情報をもとに進められてきました。しかし、お客様としては『本当にこれらの情報(数字)に間違いがないか?帳簿に載っていない負債等がないか?』が当然気に掛かるはずです。
これらを払拭するため、通常は最終契約の前段階でお客様が指定する監査法人・または公認会計士がお客様の会計帳簿の調査を行います。これが「買収監査」と呼ばれるものです。
この「買収監査」は、買収先候補企業の資産及び負債を正確に把握するためのものですので、お客様が指定する監査法人・または公認会計士によって数日に渡ってじっくりと監査が行われます。
売却側企業の項でもご紹介しましたが、この監査は一般的には買収金額を値切るために行われるものではありません。M&Aの成立後に想定していなかった問題が浮上し、双方にトラブルを招かないよう未然に防ぐためのもので、買収側・売却側、お互いにとって非常にメリットとなるものなのです。

この買収監査の結果を以って最終条件が確定します。
次の段階では「最終条件の決定」へと進んでまいります。

次回のブログでは、【買収側企業:STEP08「最終条件の決定」】について解説致します。