M&A(第7回)

こんにちは。
代表取締役の蒲鉄雄です。

今回は、売却側の立場からM&Aのステップ「基本合意書」ご紹介・解説をさせて頂きたいと思います。

ステップの全体像については、こちらを参照してください。
http://ma-advisory.co.jp/flow/index.html

【売却側企業:STEP06「基本合意書」】
前回のステップとして、条件交渉をご紹介致しました。ここでお客様には先方の考え方や人物像、経営ビジョンなどを御確認いただき、ご意向に沿うことができれば「基本合意書」の作成へと進めてまいります。

「基本合意書」とは、交渉内容がある程度まで合意した段階において、双方が合意した内容を確認するために結ぶ契約書のことです。簡単に申し上げれば、基本的な条件と『最終的な契約に向けて交渉を継続していきます』という相互の意向を明示するためのものです。
この「基本合意書」を締結するということは、よほど何か大きなトラブルが起こらなければ最終契約を結ぶ、という意味を持ちます。
もし、複数の売却先候補と交渉中だった場合には、この基本合意書を締結した企業1社に絞り込み、他の交渉は一旦打ち切る必要があります。また、この契約を結んだ企業にのみ「買収監査」を行う権利が与えられますので、非常に重要な意味を持つ契約であるといえるでしょう。
但し、この「基本合意書」は通常1ヶ月~3ヶ月程度の期限付きの契約となっているため、この間に合意に至らなければ、他の候補先との交渉を再開することも可能です。
通常は、この基本合意書を締結すれば最終合意する確立はかなり高いといわれています。
この「基本合意書」を締結し、次の段階では「買収監査」が行われていきます。

次回のブログでは、【売却側企業:STEP07「買収監査」】について解説致します。