M&A(第3回)

こんにちは。
代表取締役の蒲鉄雄です。

前回同様、今回もM&Aのステップを売却側の立場からご紹介・解説をさせて頂きたいと思います。

今回は売却側企業:STEP02「秘密保持契約」を解説していきます。
ステップの全体像については、こちらを参照してください。
http://ma-advisory.co.jp/flow/index.html

【売却側企業:STEP02「秘密保持契約」】
前回のステップとして、お客様にはM&Aについてのご相談をいただきました。その中で、私たちはお客様から様々な情報をお聞きすることになるわけですが、それが第三者に漏れないよう、口約束ではなく契約として締結する必要があります。
次の段階として、私たちの会社では秘密保持契約の締結へと進んでまいります。

そもそもこの「秘密保持契約」とは、いったい何でしょうか。
実際にM&Aへと段階を進める際には、お客様から営業上や個人情報など様々な「秘密」をお伺いし、私たちはそれを業務上とはいえ知ることとなります。これを第三者に開示しません、という契約を一般的に「秘密保持契約」と呼びます(守秘義務契約、または機密保持契約ともいいます)。これに違反して情報を第三者に開示してしまった場合には相手側に損害賠償請求権、差止請求権が生じます(ただし、直接的な罰則はありません)。この契約期間については、情報の内容や開示目的に応じて定めることになりますが、通常私たちは契約期間終了後も一定期間秘密保持義務が存続すると定めています。

この契約は、お客様が「この秘密は守って欲しい」という情報を開示させないことが目的ですので事前に契約内容をご相談・ご確認いただいた上で締結へと至ります。

私たちは、この秘密保持契約を締結することで、お客様に信頼してご相談いただくことは勿論ですが、安心してM&A締結へと進めさせていただきたいと考えております。
この段階での秘密保持契約は形式的なものであると軽く考えてしまいがちですが、お客様と最初に取り交わすこの契約について、私たちは特に気を引き締めて臨んでいます。

次回のブログでは、【売却側企業:STEP03「仲介依頼契約」】について解説致します。