M&A(第1回)

こんにちは。
代表取締役の蒲鉄雄です。

M&Aとお聞きになって、皆様はどんなイメージを持たれるでしょうか。
多くの方はドラマや海外の映画などで見た、何百億というお金が飛び交う、少しダークで敵対的なイメージが頭に浮かぶかもしれません。当然のことながら、その舞台となるのは大企業で、そこでは派手な頭脳戦が展開されています。
しかし、実際の現場で展開されているのは、そういった華々しいものではなく、もっと小規模な中小企業同士のM&Aであり、敵対的なものはごくわずかです。そもそも、日本の経済を支えているのは、全体の約9割を占める中小企業であり、そこでは本当につつましやかな商いが展開されているのです。

私たちがご相談いただく相手も、まさにこの「中小企業」です。
M&Aを行う理由も様々で、売却をご検討される会社はオーナー様の引退や後継者不足、また不採算部門の売却などがそれにあたります。また、買収をご検討される会社の場合には新規分野への進出や、ノウハウや人材を得るためなどの理由でM&Aをお考えになります。
つまり、敵対的な買収劇ではなくそこでは売・買双方がwin – winの関係を築いているのです。

M&Aとひとことで申し上げても、そこには売却したい企業と買収をしたい企業の2つの立場が存在します。売却側からすれば少しでも条件のよい(もちろん、様々な前提条件はありますが)相手に売りたいと考えますし、買収側からすればそこを自社のビジネスに組み込むことで更なる飛躍を目指そうとします。

それでは、買収・売却側、それぞれ段階ごとに何を行うのでしょうか。
このブログではそこにフォーカスし、一般的には余り知られていないM&A。そのステップを売却側・買収側に分け、私なりに解説させて頂きたいと考えております。

次回からは、まず売却側企業の目線からそのステップをご紹介していきたいと思います。