M&Aの流れ(売却する場合)9

こんにちは。
代表取締役の蒲鉄雄です。

今回は、売却側の立場からM&Aのステップ「最終条件の決定」をご紹介・解説をさせて頂きたいと思います。

ステップの全体像については、こちらを参照してください。

http://ma-advisory.co.jp/flow/index.html

【売却側企業:STEP08「最終条件の決定」】
前回のステップでは、買収先候補企業による「買収監査」をご紹介しました。これでお客様の情報の正確性が確認され、いよいよ「最終条件の決定」へと進んでまいります。

この「最終条件の決定」では、お客様個人の保障債務の解消や、処遇を含めた役員・従業員の引継ぎ、またM&Aを実施した後の身分や処遇等、考えられる詳細条項を全て書き出していく必要があります。その上で、最終的な売却価格についても決定いたします。
また取引先企業への開示や、従業員への情報開示方法についても、買収先企業との協議を行い決定いたします。
ここは非常に繊細な段階で、お客様が会社のためを考えてM&Aを行ったとしても取引先企業や従業員へ不安を与えてしまえば、今後の経営が立ち行かなくなることも考えられます。そのため、慎重に慎重を期してこの段階を進める必要がございます。
不測の事態を防ぐためには、売却側と買収側双方が誠実な対応をし、信頼関係を構築していくことが最善の方法なのではないかと私たちは考えており、そのための円滑なコミュニケーションを保てるよう、的確なアドバイスを心掛けております。

この最終条件の決定を踏まえ最終契約書を作成します。この最終契約書とは、売却価格やその他の条件が売却側・買収側の双方で最終合意に至った際に交わされる契約書のことで、最終的な法的拘束力を持つ契約書のことを指します。
その上で、次のステップである「最終契約」へと進みます。

次回のブログでは売却側の最終段階、【売却側企業:STEP09「最終契約」】について解説致します。